おかみ's EYE|京都伏見の旅館ブログ|桃山温泉 月見館
六地蔵 「大善寺」
2008 / 05 / 06 ( Tue )
「六地蔵」で有名な大善寺さんは、月見館から車で10分ぐらいのところです。
浄土宗のお寺です。
705年藤原鎌足の子、定慧によって創建されました。
山門をくぐると大善寺の広い敷地の奥の地蔵堂(六角堂)に地蔵菩薩立像が安置されています。
六地蔵お堂_512

地蔵菩薩立像は、小野篁が作ったものと伝えられています。小野篁は、平安時代の初め852年48歳の時に熱病を患い意識を失って、地獄に落ちた人々の姿を見ました。その時、生身の地蔵尊に出会いました。地蔵尊は、地獄に落ちた人々を救っていました。地蔵尊は、小野篁に「この地獄だけでなく、飢餓、畜生、修羅、人間、天上、など六道の迷いの世界を巡りながら縁ある人々を救っている。すべての人を救いたいが、縁のない人を救うことはできない。残念な事だ。貴方はこの地獄の苦しい有様と地蔵菩薩の事を人々に知らしめてほしい。」と聞いて蘇った小野篁は、木幡山から一本の桜の木を切り出して、六体の地蔵菩薩像を刻みこの地にお祀りしました。
以来、ここを六地蔵と言うようになりました。
六地蔵尊_512

その後、1157年平清盛が西光法師に命じ、京都の街道の入り口六ヶ所に六角堂を建て、そこに一体づつ六地蔵尊を祀りました。西光法師が最初に六地蔵を巡拝されたのが、六地蔵巡りの始まりです。
毎年8月22日、23日に六地蔵を巡って、それぞれの六地蔵でお札を受けそのお札を玄関に吊るすと無病息災、家内安全の御利益があると伝えられています。

お寺の前に立っている道標。
道標_512

「ひだり ふしみみち」 「みき 京みち」 「ひたり おうはく(黄檗) うち(宇治)道}と三面にきざまれています。 
ここ六地蔵は、今も昔も交通の要所です。

山門横のボードに良い言葉が書かれていました。
080506_512.jpg

心も清らかになるようなきれいな御姿のお地蔵さまでした。

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